太陽が真東に上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる、春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼びます。
3月の彼岸は単に「お彼岸」と呼び、9月の彼岸を「秋彼岸」と呼んでいます。
それぞれの初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸のあけ」といい、春分の日・秋分の日を中日(ちゅうにち)といいます。
本来の意味は、お彼岸の期間中に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来るというものです。今日では春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
お盆のように特別な準備やお飾りは必要ないですが、基本は家族揃ってのお墓参りになります。その際にはお仏壇・お墓の掃除をして供花、御供え物をします。
お彼岸に持っていく場合には、お菓子、ジュース、食品類、お酒、ビール等の仏様が召し上がって頂けるものが良いでしょう。
他にはお線香やローソクなどの詰合せも良いでしょう。あくまで御供えとして捧げるわけですから、実用的だからといって洗剤やタオル等は持って行かないように注意が必要です。
どうしても伺う事が出来ない場合には、当店から宅急便で送る事も出来ます。その場合は二重包装や段ボール箱に入れて送りますので、届いた品物を傷める事なく御供え頂けるように配慮致します。