転出される際は、今までお世話になった方々への御挨拶回りをすることが大切です。
地区によって、相場・配る範囲などの違いはありますが、基本的には隣保(班)の方々に配ります。
金額的には300円~500円前後の品物を使われる方が多いようです。よく使われるものとしては、タオル、石鹸類、お菓子などがあります。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合、管理人さんや大家さんにはもう少し予算を上げて、菓子折などをお持ちすると丁寧です。なるべくなら転居する前日までには済ませるのが理想です。
転入の際も、御挨拶回りの仕方はほぼ同様です。
入居後、なるべく当日か翌日には御挨拶回りを済ませたいものです。
住宅の新築や建替の際には、解体でほこりが舞ったり、大きな車が出入りしたりと、近所の方にご迷惑を掛けてしまう可能性があります。
事前に「ご迷惑をおかけ致します」と御挨拶回りをしておくことが大切です。
この場合も転出や転入の御挨拶と同じように300円~500円前後の品物をお持ちしましょう。
住宅が完成し、入居の際には改めて御挨拶回りをします。
昔は半紙をお配りしたのですが、今では半紙を配る方は見かけなくなりました。やはり一番多いのはタオル(手拭い)を1本配るのが大半です。
のし紙の上書きは、新しい引越し先には「御挨拶」、今まで住んでいた所には「寸志」として配ります。